高野 癒しの里プロジェクト
(自然との共生、健康、ふれあい)
目的:
高野地区の豊かな森林資源、農業資源などの地域資源を活かし、そして会津田島駅から近いという地の利を活かして、都会の方や外国人に日本の原風景を提供する
・都会のファミリーが日本の原風景や田舎暮らしを楽しめる空間
・都会での仕事の疲れを癒し、活力を取り戻せる空間
・外国の方が日本の自然・食・文化をじっくり感じることの出来る空間
- 観光・交流人口の呼び込み、拡大を図り長期滞在・移住・定住への足掛かりとする
- 豊かな自然環境や伝統文化など、地域の宝を活かすと共に保全・継承を図る
- 情報発信により国内やインバウンド誘客を図る
- 大学等との連携を図る
- 食と観光の融合を目指す
活動の場:
国道400号線、林道高野赤土線、白桑山林道に囲まれた
約10kmの内外地域が中心
2019年度主要内容
1)春夏秋冬、イベントや長期滞在が可能になるフィールドの整備、構築(第1期)
(今年度はじね~んの森を含めた地域全体の東南部1/3が主要整備エリア)
2)上記を利用したトライアルイベント開催(秋以降)
1)フィールドの整備、構築
a) これまで整備を続けてきた「じね~んの森」の一層の整備・拡充を図る
- 癒しの広場空間の整備(ビオトープ作成、井戸掘り等)
樹木、山野草、昆虫、水生動物、星空、アニマルウォッチング等を楽しむ
- 散策路の整備
- ツリーハウスの活用
b) 「じね~んの森」を核として近隣林野の整備を図る
- 高野地区を一周する回廊の整備(約10㎞)
- 旧道・古道を利用し、整備回廊内を縦横に結ぶ小道の開拓、整備(約3km)
- 地域内の有休農地、耕作放棄地を再開拓、整備
(ホタルの里、水芭蕉の池、ワラビ畑、貸農園、農業体験等に活用する)
- 桜並木(千本桜を目指して)の整備(3年計画の1年目)
c) その他関連
- 空き家を活用して訪れる方向けの宿泊施設(民泊)の整備・提供
- HP、FB、インスタグラムを活用した情報発信
2)上記を利用したトライアルイベント開催
今年度整備したフィールドを活用して下記の中からトライアルイベントを開催
① 森のガイドと歩くウォーキング(冬はカンジキウォーキング)
② 秋の南会津マウンテンサイクリング、冬のスノーサイクリング
④ さるなしの植樹会(さるなしのオーナー制度)
⑤ 各種体験(下記の中からいくつか)
(間伐体験、木工品づくり、クリスマスリース作り、そば打ち体験、アニマルトラッキング、きのこ観察会、自然観察会、
味噌づくり、干し柿づくり、きのこ作り、カンジキ作りなど。)
⑥ 高野の雪まつり(見る雪まつりから自ら楽しむ雪まつりへ)
「日本最大級の雪の滑り台(400m&500m)」、「雪像作り」、「かまくら作り」、「森のガイドと歩くカンジキウォーキング」、
スノーサイクリング、森のマルシェ
高野癒しの里プロジェクトは3か年計画で、最終的には、高野全体を豊かな里山に戻すことをめざしています。今年は最初の一歩です。次の2年は以下のような展開をする予定です。
1) 高野癒しの里づくり
・ 残りの2/3のエリアの新たな調査と道づくり
・ ホタルの里づくり(現在試行中の仲間と共に)
・ 水芭蕉の里、わらび園の整備
・ 対象イベント、体験の拡大(文化体験、ヘルスツーリズム、トレイルランニング、アニマルウォッチング等)
・ 可能であれば地区内にゲストハウス、シェアハウス、シェアオフィス等
2) 高野癒しの里づくりを引き継ぐ仲間づくり
次世代にどうやって引き継ぐかは大きな課題です。体験・イベント等を通して町内外の若者にアピールし、長期滞在・移住・定住への足掛かりとしたいと思っています。また今回のクラウドファンディングも大きな力となることを期待しています!
3) 近隣地区と連携した町づくり
近隣の地区では既に新たなゲストハウスやシェアハウスやシェアオフィスの構想も検討されており、また新しく飲食店等もオープンしています。新たな町の宝物の発掘の動きもあり、これらと連携した町づくりを推進していく予定です。